オンライン集会「これからの暮らし、どうつくる?」をひらいてみます。

話のはじまりは、
合同会社逍遥学派の福崎くんからの
「暮らしについてのオンラインのプログラムやりませんか?」
というもので、
そこから2人で設計等等をして...という具合です。

これからの世界で(日本で)どう生きていく?
という疑問はずっとあり、
激動やシステムの限界なども語られる中で
"降りていく暮らし"みたいなことが語られることもあれば、
生成A Iとどう付き合う?みたいな話もある。
「働き方」という話から
「暮らし方」ということに主文脈が推移しているように見える。

そういった中で、
福崎くんとは同じ問いを共有してきたという自認があり
福崎くんは広島の島で暮らしながら、会社を作り、場所を作り、、という生き方を選び
僕は平塚で自宅をセルフリノベーションして、共同アトリエをつくり...という
それぞれ場所もやっていることも住まい方も違うけれど
どこか同じ問題意識を共有する仲間という感じがしています。

僕のことで言えば
暮らしの中でも特に"関係性"に興味があり
それは、空間と人の関係性、街と人の関係性、人と人の関係性、人と自然の関係性のことで、
様々な関係性を編んでいくことが、暮らしをつくっていくことなんじゃないかと思う。
自分が置かれている構造自体を意識的に設計し直す試みというか。


今の社会で"これが良い"とされていることって実は全然"良い"じゃない可能性もあって
心が不思議だなと感じたらその違和感のほうを大事にしながら
つくっていきたい。

⚫︎

暮らしという言葉は柔らかな響きもあるけれど
実際にはとても射程の広い言葉で
それはほとんど生きる活動の全てを包含する。
暮らしていくということの中には働くことも、関係することも、健康も、創作も入っているので。

僕は神奈川の平塚に2019年に引っ越してきて、6年が経過した。
その間に様々試行し、現在は近所に住む友人と共同でアトリエを営みながら
どうにか楽しい日々をクリエイトできないか?ということをやってみている。
空間に手を入れ、関係性を編み直し、視点を共有し、時にアフォードしてきた自覚がある。

今回のプログラムは
僕は普段こんな課題意識を持ちながら試行錯誤してみているんだけれど
みんなはどうですか?
というのを一緒に考えてみたい、共有してみたい。
という思いでつくりました。
共有することで、増えることがたくさんあると思うので。


人はなんのために生きるんだろう?という何度も立ち返る問い。
(そして答えは複数あるが)
毎回の答えとして「楽しむため」ということを反芻しており(自分の中で)
僕の人生の基本的なスタンスになっています。

生きている時間、より活きる時間。
複製品が存在しない、個人
その個性を大事にして、表現しても構わない時空間を
どんなふうに日々の中に実装できるか
それを同じ関心を持つ人たちと交換してみたい。

興味がある方は、いくつかプレイベントも企画しましたので
本イベントが日程など合わずともぜひ遊びにきてください。
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